2008年05月31日

蛸の仕込み方

当店では、活蛸を仕入れています。
もちろん、仕入先ではすでに茹でて売ってはいますがほとんど輸入物です。
やはり、美味しさを追求するなら地蛸の活きたのを茹でるのが美味しい。
茹でる前に、粗塩でよくもんで蛸のぬめりをとります。ぬめりが、とれましたら
きれいに水洗いします。大きめな鍋に、水・塩(一つまみ)・茶葉(番茶)を入れ沸騰しましたら
蛸を8分から10分程茹でます。茶葉を入れると、蛸の臭みもとれるし赤く茹で上がります。
地蛸の茹でたものは、お刺身・握り・酢の物などに利用します。
本当に、美味しいです。是非、お試し下さい。
  


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2008年05月28日

穴子の仕込み

穴子が、美味しくなる季節です。
当店では、肉厚の穴子を仕入れています。
なぜなら、肉厚になってくると脂ものってきて煮上げると
ふっくらしとして口の中でとろけます。うーん!美味しい!
これは、穴子を仕込んでいるところです。
煮る前の作業として、開いた穴子を湯通ししてから
丁寧にぬめりをとります。
昔ながらの伝統の仕込みを守っていきたいと思います。
穴子1カンは、300円です。
是非、お召し上がり下さいませ。
  


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2008年05月24日

まぐろのさくどり

大型の魚の場合、ここではまぐろですが、まず赤身の部分を天ぱねしてから
下身の部分をこのようにさくどりします。細長いさく状にします。
この状態から、刺身にしたり寿司ネタとして握り易いように包丁していきます。
基本的なポイントとして、まぐろの筋に交差するように切ることです。
ちなみのこのまぐろは、本まぐろの生です。本まぐろ特有の旨味、脂ものって
いて大変美味しいですよ。中とろとして、握っております。
  


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2008年05月10日

こはだ(小肌)の仕込み

寿司技術の中で、基本的な仕事の一つに
こはだの仕込みがある。
こはだを2枚下ろしにして、塩をする。
その後、酢でしめるという作業。
仕込み方一つで、出来栄えに差が出る。
私の場合は、振り塩せず、たて塩にしている。
この辺の仕事のやり方は、人によって異なる所である。
  


Posted by kanji at 00:19Comments(0)寿司技術

2008年04月16日

ハラン切り

寿司そのものが、美味しく見えることでさらに美味しさがアップします。
器とか盛り付け方のセンスが良いかどうかで感じ方が変わります。
ハランもその一つで、寿司を一層引き立てます。最近は、ビニール製の
ものが多いですが何か味気ないですね。やはり、生のハランは最高です。
今日は、ハラン切りをしました。その切り方は、色々なものがありますが
その一部をご紹介致しましょう。画像は、エビをイメージしたものです。
  


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